味覚・嗅覚障害

味覚は生活の質を保つ上でとても重要です。 味覚障害 (味覚異常)は近年増加しております。 それは高齢化による薬剤性味覚障害が増えたことと食生活の変化による亜鉛不足が要因と言われております。 味覚を感知するには食べ物が唾液と混じり、口腔(主として舌)の味蕾にある味細胞が刺激され、その信号が味覚神経、延髄、大脳皮質へと伝わり味として認知されます。 従ってこの経路のどこかで支障が生ずると味覚障害 (味覚異常)となります。 一方、嗅覚障害 (嗅覚異常)は、生命に直接影響はありませんが、食品の腐敗、ガス漏れ、煙・火災に気づかない、味覚の変化、調理など日常生活に種々の支障をきたします。 また、においは鼻の中のどこででも分かるわけではなく、鼻腔天蓋(びくうてんがい)付近にのみ、においを感知する細胞(嗅細胞)があります。 ニオイ分子が吸気により鼻内に入り嗅細胞を刺激し、その信号が脳内に伝わり、ニオイとして認知されます。 従って、この経路のどこかで障害があると、嗅覚障害 (嗅覚異常)が出現します。

風邪をひいてそのあと食べ物の味が急にしなくなった、鼻はとおるのに臭いがなくなった、ということはありませんか?

急性の味覚・嗅覚障害の可能性があります。 障害をうけてから2週間以内だと治る可能性が高いといわれています。 明日は治るかな〜と放置しないで、一度受診されることをおすすめします。 当院では、電気味覚計などを用いて障害の程度を判定したのち、患者様にあった治療方針をたてて治療します。
また、徐々に鼻がつまって、最近ではとおっている日でもにおいがしなくなってきた、ということがありませんか?鼻内にポリープができているかもしれません。 一度、内視鏡で鼻内を確認したうえで治療方針をたてることをお勧めします。


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